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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

【考察】ヒカキン人気の本当の理由

最近の小学生はどうかわからないが、私が小学生中学年だった頃、近所にやや憧れるというか羨ましいと思う小学生高学年のお兄さんがいた。

まず、乗っている自転車がなんかカッコイイ。ロードタイプぽくて、変速できる数が多かったような気がする。

あと、ほしいと思っていたゲームのソフトを発売日初日に持っていたりして、家に遊びに行かせてもらった時は、そのお兄さんのプレーを飽きずにひたすら見ていた。ちょっとプレーもさせてもらった記憶もある。

ジャンプもなぜか発売日前に持っていたりして、たまに読み終わったやつをくれたり、飲みかけのファンタグレープをくれたりするのだ。お兄さんには私を含め、常に5〜6人の取り巻きがいた。

憧れのお兄さんの兄弟には高校生のお兄さんがいて、小学校中学年にとっては、なんかもう遠すぎる存在だった。

ただ、不思議な事に小学校でスポーツとかで活躍していたような記憶はなく、あくまで放課後に近所の公園でみんなが買いたくても買えないゲームやら、ラジコンやら、ビックリマンのレアカードを見せたりしてくれる小学生男子のヒーローだった。お兄さん元気かな?

さて、私の思い出話に浸っている場合ではない、ヒカキンである。

ヒカキンはyoutubeで会いに行ける小学生男子の放課後ヒーローに他ならない。最新のゲームを見せてくれて、まだよく知らない最新のおもちゃの使い方も教えてくれる。ハンドスピナーとか。いやハンドスピナーはセイキンか。

あとはいろはす全部混ぜるとこんな味になるんだぜ!というどうでもいいが日本中の小学生男子が知りたくて仕方ないような事を毎日教えてくれるわけだ。近所の公園に遊びに行く代わりにyoutubeに毎日会いに行く小学生がとてつもない数いると思う。

そう考えるとコメント欄に自分の近況を報告するファンがいるが理由がわかる。あれは交換日記なんだと。返事は来ないかもしれないけど。

なので、最近のセレブの投稿はちょっと気になる。小学生は近所の憧れのお兄さんに毎日会いたいわけで、手の届かないセレブに会いたいわけではないと思うのだけど。