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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

中二病の前段階としての小四病

さぷさんです。新型コロナウイルス禍において、小学生男子の子供を持つ父親としては、彼らが持て余している体力の適切な消耗のさせ方と感染症予防には近所の公園で遊ぶしかありません。

さて、そんな訳でこの前も近所の公園で次男とサッカーに興じていたのですが、近くでうちの次男と同じくらいの男の子二人が木の上を見て途方に暮れていました。

さては何かひっかけたなと思い、男の子二人に話しかけた所、買ったばかりのドローンを引っ掛けてしまったとの事でした。

まあまあ広い公園とはいえ、ドローンを飛ばすのは如何かなとは思わなくもなかったんですが、全く落ちてこなそうだったので「なかなか落ちそうにないね」「強い風が吹くのを待つしかないよね」とか話して、また次男と遊んでおりました。

その後も気にはしていて、不安そうにしていたのでちょいちょい話しかけてはいたのですが、男の子達は「飛んでいる鳥が来て落としてくれないかなー」でしたりとか、「ドラえもんがいればなー」とか、「魔法が使えたらなー」とか、かなり微笑ましい解決策を話してくれて、僕も「出来たらいいけど、ムリやな」と大人の回答をしておりました。

話していく中で、小学生4年生という事を教えてくれたんですが、あれ、小学4年ってこんな幼かったかなと思ったりしました。

よく、中二病と言いますが、僕の中二病の理解は、実は自分が世界を滅ぼす事が出来るくらいの超能力者で暗黒の組織と戦っている。もちろんかわいい女の子のパートナーがいて、みたいな人に言ったら一笑に付される誇大妄想をしたりするような通過儀礼的な時期だと思っています。

当たり前ですが、これは中二でいきなり発生する訳ではなく、逆に空想と現実があまり区別出来ていない段階から、世の中のが分かりだして自己の中でコンフリクトが発生するのが中二という時期なのかなとあらためて思った次第です。

ですので、やはり子供は大人とは違って空想の世界で生きている割合が比較的大きく、私達大人はそれを綺麗に忘れてしまうということなのかなと思いました。

ちなみに木に引っ掛かったドローンは、地上からかなり高い位置にあり、男の子に了解をもらってサッカーボールを当てようと思いましたが全く届きませんでした。

今もまだ木に引っかかっており、それを見るたびに子供たちの奇想天外な解決策を思い出します。