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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

早朝の神社参拝の効用

さぷさんです。十代の頃に2日に1回金縛りにあうようになってしまった事があります。金縛りの最中はめっちゃ怖いのですが、体の力を振り絞って金縛りを解くようにしていました。あと誰も信じてくれないのですが、霊も何度か見たことがあります。ちなみに今は金縛りにもあうことも霊を見ることもなくなりました。

さて、僕は基本的に在宅勤務なのですが、最近は週に2回程度出勤しています。通勤電車はなかなかに密なので、かなり早く出るようにしています。

早く会社に着きすぎるも嫌だという理由でちょっと遠くの神社に早朝参拝してから出社するようにしていまして、その事による気付きがあったので書いてみたいと思います。

早朝の神社という場所はなんと言いますか、非常に凛とした空気が漂っていています。

西行法師の「なにごとのおはしますか知らねども かたじけなさに涙こぼるる」がぴったり合うような朝の空間です。

そんな中でお賽銭を入れて、二礼二拍一礼をして、日々の感謝と祈りをするというような一連のプロセスです。

何ということはない神社の参拝ですが、何回か繰り返す中で、自分が祈っているのは「家族の幸せと健康」だけだなという事に気が付きました。

自分が大切にしているのは、残念ながら仕事ではなく、突き詰めていくとシンプルに家族でした。

早朝の空気の中での神社の参拝は、自分の感覚が研ぎ澄まされていく中で、大切な事と向き合う時間を与えてくれる貴重な体験になります。

また、同じ時間に参拝している人ももちろんいらっしゃる訳ですが、鳥居の前でまず深々と一礼されていたりなどして、見ず知らずの方ですが佇まいがとても素晴らしいと思ったので、僕もそれ以降鳥居の前では一礼するようにしています。

日々の生活や仕事で忘れそうになってしまう、本当に大切にしている思いや謙虚さを失わないために、自分の座標を確かめるという意味での早朝の神社参拝はとてもいいものだと思います。