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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

新型うつについて考える

「新型うつ」とは、自身の過剰な権利意識とある程度の鬱の知識がある若者が、比較的軽度な時点で自身の鬱に気付き、権利を行使して休職を得つつ、若者だけに余力がある状態のため、旅行などの行動で鬱を解消しようとするものの、結局問題解決が出来ず、同様…

【書評】NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

「従業員が力を持っていることを忘れてはいけない。(中略)彼らの力を認め、時代遅れの方針、手続き、制度を廃止して、力を開放することだ。それさえ行えば、彼らはパワフルになる」僕はNetflixには加入してないんですが、最近TVを買い替えて、リモコンの…

ティール組織に関する気付きメモ(備忘録)

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州,鈴木立哉出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2018/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る ・全ての情報を公開することはリスクがあるようで…

【書評】the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

「このかつてない程の規模の人材と金融資本の集中はどこに行き着くのだろうか。四騎士のミッションは何なのか。(中略)彼らの目指すもの、それはつまるところ金儲けなのだ」(本文から)この本はAmazonEchoで音楽を聞きながら、Kindleで読みました。そして…

【書評】TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

僕が「信頼」という言葉で最近真っ先に思い浮かぶのは弊社の営業課長のNさんです。仕立てのいいスーツとシャツで小物は全部ヴィトンという、もしかしたらあっち方面の方じゃないかしら?という風貌なのですが、お話を聞いてると半端ない方でした。通常ではあ…

ティール組織に感化されたら評価が下がった話

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州,鈴木立哉出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2018/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るティール組織は半年くらい前に読んでかなり感化さ…

日本人が管理が得意なの150人限界説(ダンバー数について)

本か雑誌で「日本軍は中隊(概ね150人程度)では世界最強」という記事を読んだことがあります。残念ながらなんの本か雑誌だったのかは覚えてないのですが、感覚的に軍隊に限らず日本人の組織は150人あたりが上手く行く限界で、それ以上になると組織運…

【書評】ふろむださんの言う錯覚資産活用には錯覚原資が必要という事実 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

ふろむださんという有名なアルファブロガーの方がいらっしゃるのですが、この本は一言でいうと「自分の能力を過大に評価させ、勘違いさせることで成功できる」といういわゆる自己啓発本になります。この本の評価は二分されていまして、とても参考になる悪魔…

ボーイズラブを理屈で考える

最近はLGBTの方への理解と共感が増えてるような気がして、僕は今の所ストレートに生きていますが、多様な価値観があってお互い尊重するという雰囲気の醸成は大変大切だと思います。今から10年以上昔にまだ僕が20代半ばでかわいかった頃()に会社の隣の…

町内会の会合と会社の会議がもの凄く似ていた話

僕はいわゆる転勤族で、今は地方都市に住んでいるのですが、歴史や伝統がある所なので(それでもかなり参加者は減っているとの事なのですが)お祭りとか運動会とかイベントがかなりあります。子供がまだ小さい事もありいろいろ声をかけてもらえるのでありが…

【書評】メンタリズムの罠で催眠術がちょっと使えるようになった話

昔はテレビで芸能人に催眠術をかけて体を動けなくするとかいう番組をよく見た気がするのですが、そう言えば最近あまり見ない気がします。でもあれってなんだかやらせなんじゃないかと思ってしまいますし、どうしても眉唾ものというか、胡散臭い印象は拭えま…

【書評】誰もが嘘をついている~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性~

以前、会社で特命を受けて社内のパワハラの実態を分析した事がある。人事にまつわるあらゆるデータをかき集め、データセットの作成に3日ほどかけ、統計ツールの解析で1日、レポートの作成に1日、5日間ほどかけてレポートを完成させた。分析をする前まで…

【書評】宿命 警視庁長官狙撃事件 捜査第一課の23年

以下ネタバレ有『この事はアクセルを踏めば走る。しかし、決して走らせてはならない。それでもブレーキをかけたままアクセルを踏み続けていなさい』本文から優れた本というのは、複数の読み方が出来ます。「宿命 警視庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年…

【考察】ティール組織はなぜ全データを社員に公開するのか

ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2018/01/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見るまたまたティール組織なんですが、この本はいろいろ考え…

【考察】マルチタスクは本当に可能なのか考える

残業時間抑制の対策のひとつとして職場で「マルチタスク」について何人かと話をしたのですが、なんだか各人の「私の仕事論」みたいな感じなって全然噛み合わなかったのでちょっと考えてみたいと思います。いきなり仕事の話をするとややこしいので、まず「マ…

【書評】『三びきのやぎのがらがらどん』は父親殺しの予行演習

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)株式会社 福音館書店Amazon最近5歳の次男に『三匹のやぎのがらがらどん』をせがまれて読み聞かせする事が多いのですが、この本を読むたびに父親としては恐ろしい気持ちになります。ネットではあまりその…

【体験談】インスタはお醤油だったのでやめた件

一年ほど前まで僕はかなりのインスタ中毒者でした。1日複数回の自らの投稿はもとより、フォローしている人への『いいね!』で会社の休み時間をすべて使い果たすという今考えるとなんともいえない無駄な期間を数ヶ月過ごした後、アカウントごと削除し無事脱…

【考察】働き方改革の内容を見るとがっくり来る理由

そもそもなんで働き方改革が必要かってことなんですが、デフレで景気が上向かない中、給料が上がらず、今までだったら男性が仕事で女性が専業主婦で暮らしていけた家庭でも女性が仕事に出ねばならず、そーすると家事育児の時間がどうしても取れず、早く帰ら…

【書評】「ティール組織」で働くのは大変だと思う

今話題のティール組織ですが、ネットで書評を見る限り、この組織の持つ恐ろしさがあまり理解されていないように思います。その恐ろしさとは、自分がティール組織の社員になった場合の恐ろしさです。ティール組織の特徴についてですが、どうも個人の給与明細…

【考察】声優巫女説について

声優で打線組んだは本当に面白い。耳に精子が付くとか、通常の発想ではなく何かのシンギュラリティを超えていると思う。さて、声優巫女説についてである。夜中にたまたま深夜アニメを見るとかなりの確率で主人公の男の子がビーチかプールで巨乳グラマラスか…