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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

仕事がデキて尊敬出来る人たちに共通点するダメな点

仕事がデキて、人間的にも尊敬出来る先輩方は何名もいるんですが、そういう方々と仲良くさせて頂いて色々なお話を伺う中で、尊敬出来ない共通点がある事に気が付きました。

どういう事かと言いますと、仕事で圧倒的な成果を出している人は、奥様と良好な関係を築けていないケースが多いのではないのか、という共通点です。

僕はアラフォーですが、アラフィフ以上の人は昭和的な働き方で成果を出してきた人がほとんどです。家に帰れずに車に3日泊まったとか、月1回しか休みがなかったとか、先輩方からはそういう話を聞いたりするんですよね。

僕の父親もそんな感じでしたし、日本全体がモーレツに働くことを是としていた時代だったと思います。働けば給料が上がって、会社を信じて働いていれば将来が約束されている時代だったので、今の感覚で断罪するのは個人的にはフェアではないかなと思います。

ただ、こういうモーレツな働き方を出来たという事は、奥様の献身的なフォローがあっての事です。

大学の時に上野千鶴子先生ばりにジェンダーな感じの講義を受けていてまだ覚えてるのは「戦後、ドイツと日本が奇跡的な復興遂げたのは共通の要因があり、文句を言わずに奴隷的な働き方をした人たちがいるという点だ。ドイツはトルコ系の移民であり、日本は女性だ」という話を聞いて、真偽の程はよくわからないのですが、そういう見方もあるのだなと言うことを学びました。

話がやや反れましたが、尊敬出来る先輩方と飲んでいて、奥様の話になると決まって端切れが悪くなるという傾向はあり、例外なのは一人か2人くらいで、その方はよく会社のイベントに奥様と一緒にいらっしゃっているんですが、お二人ともニコニコしていて、真に見習うべきはこの方だなと思った事があります。

一方、多くの方々はお酒が入ると「実は離婚しかけた」とか、「苦労をかけて頭が上がらない」とか、それ以上は語らないというパターンが大半で、こんな凄い人達でも欠点があるのかと思うのです。

やはり圧倒的な成果を出す人は前例が無い事や難易度が高い事に挑んでいるため、どうしても時間的リソースが不足します。

そうすると家庭の時間が削られていくのは火を見るより明らかですし、家族と過ごせる貴重な時間も子供がいる場合は子供中心になっていくでしょうから、奥様の不満は溜まる一方だと思います。

成果を出している人はだいたい必ず何処かで無理をしてますから、全方位的に完璧という人はいないと思う次第です。