バブル入社組と氷河期世代の決定的な違い
さぷさんです。この前のエントリーで43歳と言いましたがまだ誕生日前だったので42歳でした。ついに自分の年齢がわからなくなってきました。
さて、何年か前の話なのですが、地方に住んでいたときに本社出張があって、近くのビジネスホテルに泊まるためにチェックインしようと並んでいました。
確か22時くらいで、次の日早いし早く休みたいなーと思っていたのですが、なんだか前の人がフロントと揉めていました。
50歳くらいのちょっといかつい営業マンみたいな感じで、揉めている内容は分からなかったのですが、やたらエキサイトされていました。
フロントの方は申し訳なさそうにしてたんですが、怒りが収まらないらしく、いろいろクレームつけていた中で次の発言がありました。
「○○って会社はねえ、そんな事はしないんだよ!」
ええと待てよ、○○って弊社の事ではないですか、この方と同じ会社の社員だったのかと思うとさらに疲れが出ました。まあ一定以上の年齢には残念ながらそこそこいるタイプです。
ただ、後で冷静に振り返るとわざわざ会社名を出す必要があるのかどうかって興味深いんですよね。多分ダブルブッキングとかだったんでしょうけど、あえて会社の名前を出す必要はないように思うんです。
しかも後ろがつかえているのも気にする素振りもない残念な感じのおまけ付です。
会社と自分を一体のものとして考えるというのはある程度年齢が上の層の傾向な気がしますが、バブル入社組までがその傾向が顕著で、それ以降の世代は基本的に会社に対して醒めた目で見ている傾向があるような気がします。
特に最近の若手は本当に見切りを付けるのが早くて、確かに不確実性の時代で年功序列の会社の現実に気が付いてしまったら辞めたくなる気持はわかります。
我々氷河期世代は、そもそも就職するのにめちゃくちゃ苦労した中でも、転職にさほど抵抗のない世代だったりして、僕も2回ほど転職してます。
バブル入社組とは10歳くらいしか年は変わらないんですが、世の中の状況が様変わりするのは本当にあっという間なんだなと思います。