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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

「私の家政婦ナギサさん」を見て思った女子の欲張り力

家政夫のナギサさん (プティルコミックス)

家政夫のナギサさん (プティルコミックス)

さぷさんです。男子力低めです。

今クール注目のTBSドラマ「私の家政婦ナギサさん」ですが、主人公の相原メイ(多部未華子)を巡る男性の環境は「花より男子」の牧野つくしのように逆ハーレム状態であり、それぞれ魅力的な特徴のある男性達に囲まれています。

家事全般が得意で謙虚かつ包容力もあるスーパー家政婦の鴫野ナギサさん(大森南朋)、ライバル企業のイケメンMRで気遣いも出来る田所優太(瀬戸康史)、かわいい後輩の瀬川遥斗(眞栄田郷敦)、結婚したら絶対安泰の医者の肥後菊之助(宮尾俊太郎)と、一人たりともこんなキャラ現実にはなかなかいませんよという人物達なのですね。

特にウィキペディアで調べて知ったんですが、眞栄田郷敦の父親は世界のサニー千葉こと千葉真一ですよ。特技は殺陣って一体何なんなのでしょうか。

さて、話がずれました。女子は本当に欲張りですから、ナギサさんの優しさと家事能力、田所の優秀だけど憎めないところ、瀬川くんのかわいさ、肥後先生の財務的安定、これを本当は全部欲しいんですね。女子というものは。

僕もたまに会社の女子から「さぷさん!元気ですか??」みたいなチャットが入ってくるんですが、そういう時は大体話を聞いてほしいか、ランチを奢ってほしい時なので、「元気ですよ、ありがとう。〇〇さんはいま確か△△で忙しいはずだよね?だいじょうぶですか?体調には気を付けて下さいね」みたいに返信すると「そうなんです、実は、、」みたいな感じで相談に乗ることがたまにあるのですが、元気になると僕は用済みですからそれはそれでお役に立てていいことなんですが、上手くやってらっしゃるなあと思うこともあります。僕も僕で他部署の現状をそれとなく知ることが出来ますからWin-Winの関係ではあります。

ただ、「私の家政婦ナギサさん」を見て思うのは、キャリアと結婚・出産・子育てというライフプランの板挟みとなり、スーパーマン的な活躍をするレアケースの女性をテレビやネットで見せられて「ロールモデルにしなければらない、でも正直こんなの無理」と途方に暮れている女子の姿も見え隠れしているような気もします。

「私の家政婦ナギサさん」はそんな欲張りで疲れていて、癒やされたいけどでも頑張りたい女子から絶大な人気があるのではないかと思っています。今の時流を捉えたドラマですね。