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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

次男の行動がニンテンドースイッチのフレンド申請により変容している件

さぷさんです。二児の父です。

次男は小3なのですが、このくらいの歳の男の子の例にもれずゲーム好きです。

今はニンテンドースイッチの戦車で戦う基本プレイ無料のオンラインゲーム『World of Tanks Blitz』ばかりやっている中でやたら戦車に詳しくなっており、イギリスで試作車両が一両だけ作られたTOG2というマニアックな戦車の説明を求めてきたりするので、Wikipediaで調べて、「うちで昔乗ってた車が1.5トンだけど、TOG2は80トンだったみたいだから、だいたい50台分でしょ、ちょっと重すぎない?あと最高時速が13キロメートルだったみたいだからもはや動く的でしょ。戦車の装甲の厚さと走行性能は背反だから最適バランスが難しいんじゃない?」とちゃんと回答したところ「ふーん」の一言でした。

さて、そんな次男ですが、友達作りの話になった時に、クラスの友達になりたい子に『友達だよね?』と確認してから友達になると言う事で、嫁と「なんか律儀というか、面白い事するね」と話していたのですが、ある日突然気が付きました。

次男はニンテンドースイッチで今時の子らしくフレンド申請をしたりされたりしているのですが、次男にとっての友達作りというのは、フレンド申請をして、承認をするものだというプロトコルが自明のものになってしまっているのではないかという仮説です。嫁さんにもその事を話したら納得していました。

友達というのはなんとなく友達になって、なんとなく疎遠になったり、知人と友人の違いとかに悩んだりしたりした思春期だった記憶がうっすらあるのですが、うちの次男は明確なプロセスとして友達認定があるのではないかという事です。

そして、当然ニンテンドースイッチのフレンド申請の機能にはブロック機能があるのですが、嫁に恐る恐る「仲良くしたくない場合に次男はどうしているの?」と聞いたところ「無視しているみたい」という想像していた悪い方の返答がありました。

人間の悩みのほとんどは人間関係であり、それは大人も子供も変わらないと思いますが、フレンド申請とブロックというプロトコルが子供たちにインストールされているとしたら、なかなかしんどい状態だと思います。スクールカーストという言葉はかなり浸透していますが、リアルフレンド数が可視化されている状況が子供たちの中で共有さてしまっているかもしれません。

うちの次男だけの変わった行動だといいのですが、ちょっと気になります。