- 作者:オダカマサキ
- 発売日: 2020/07/17
- メディア: 大型本
さぷさんです。図工は好きなほうでした。
新型コロナウイルスの影響で地方に住んでいる家族の元に帰れず、週末暇で暇で仕方ない中で、池袋のジュンク堂書店で平積みになっているこの本を見つけてつい購入しました。
表紙がカッコいいドラゴンで、これがダンボールで作られていることに驚きました。
ちょうど次男がヒックとドラゴンにハマっていて、週末作って送れば有意義な週末が過ごす事が出来、次男も喜んで一石二鳥!と思ったのですが、なかなか甘くなかったのはすぐに明らかになるのでした。
驚いたのが著者のオカダマサキさんは会社員で、ダンボールアートは本業じゃないという事でした。それでいて圧倒的なクオリティと「ダンボールの声を聞く」「ダンボールを捏ねる(こねる)」などの名言、只者ではないな思いました。
そんな中で、この本の後半部分にいくつかつくり方の詳細が載っており、ミニドラゴンは超上級編になっていたんですが、初診貫徹、作るしかありません。
ホームセンターでグルーガンとカッターを探したところまではいいのですが、Gフルートのダンボールはどこにも売っていません。
ダンボールは厚みによってAフルートからG フルートまで種類があるというのを今回初めて知った次第ですが、ダンボールをネット通販で買うのもちょっとなんかなーと思って、絵を書くために買った厚めの水彩用紙で代用することにしました。
いきなりダンボールではなくなってしまったんですが、何事もチャレンジです。
型紙を丁寧に切って、本に書いてある手順の通り組み立てます。
組み立て時に注意なのが、接着用のグルーガンの糊はかなりの量を使用します。
せっかく水彩用紙で作ったんで色鉛筆でカラフルに塗って完成したのがコチラです。
ダンボールとは違いますが、一応作れるといえば作れることは分かったんですが、ポーズがなかなか上手くいかず、特に足が難しかったですね。
オカダマサキさんの仰るとおり、水彩用紙との対話が足りてなかったと思いました。
ここで次の作品にトライするか、まあこんなもんかなみたいな感じで満足してしまうのか、僕は後者になってしまうそうなのですが、ここが凡人と何かを成し遂げる人の違いなんだろうなと思います。
取り敢えず出来たドラゴンは次男に送ろうと思います。喜んでくれるといいのですが。