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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

もやもやを言語化出来たときの喜び

さぷさんです。生きてます。

さて、僕は今かなり難儀なプロジェクトにアサインされていまして、残業時間が過労死ラインを超えた中で人事部から産業医面談を受けるように指示されているわけですが、それで仕事が減るわけではなく、残業時間を規制されても困る中でなやましい状況に陥っています。

上司やプロジェクトオーナーがパワハラ的ではないのが救いですが、もしそうだったとしたら確実に病んでいたところです。

そんなしんどいプロジェクトのメンバーのひとりが、なんと言いますか、優秀には優秀なのですが、なんとなく違和感を感じていた中で、ついさっき言語化が出来たような気がするのでそのことについて書いてみたいと思います。

仕事への取り組み姿勢は人それぞれなので、いいとか悪いとかじゃないんですけど、僕はある課題や問題を解決しなきゃいけないとして、どうすればその課題や問題が根本的に解決するのか?また、その課題や問題に関わる関係者は誰で、誰がどのような行動原理で動いていて、どうすれば利害関係を調整して、予算や納期等々を勘案の上で、あるべき方向にどれくらい近付けることが出来るかという点に興味があります。

その優秀なプロジェクトメンバーも最初は似たような人なのかなと思っていたのですが、要所要所で意見が食い違いうようになり、ちょっと違和感を感じるようになりました。

例えば、優先順位の付け方なのですが、「今のタイミングでそれやるの?」みたいなことを主張され、しかもそれをやるのに僕を指名してきたりするのですが、正々堂々と他人のリソースを使うことに躊躇ない人物はあまり会ったことがない中で、観察対象としては非常に興味深いのですが、ただでさえ忙しく、さほど優先順位が高いとは思えないリソースに割く時間は1秒たりともない訳です。

ただ、この手のタイプは出会ったことがなかったので、もやもやしていた訳なのですが、言葉の端々に出る「それだと上司にエクスキューズできない」という発言とか、僕やコンサルへのあたりの強さとか、やたらスケジュールをブロックしてくる特徴とかを総合的に判断すると以下の結論に至りました。

つまり、「自分の目の前の興味を満たしたり、不安を取り除く為にあらゆるリソースを使うことに躊躇がなく、上に対しては最大限にアピールしたい」という特徴を持った人なんだと思いました。しかも基本的には優秀で弁が立つのが厄介です。

この手のタイプにはプロジェクトの大義のド正論をぶつけつつ、リソースが限られている中での優先順位の付け方を論理的に伝えるしかないと思います。また、コンサルや他のメンバーを味方につける必要もあります。何の役にも立たないメンバーも腹立たしいですが、この手のタイプも鈴をつけておかないとプロジェクトが迷走するのでここは気合を入れてファイティングポーズをとらないといけません。

ただ、相手が理解できれば(面倒くさいですが)対処はできるので、言語化っていうのは本当に大切だと思いました。

死なない程度に頑張りたいと思います。はい。