狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること
さぷさんです。皆様お元気でしょうか、僕はゆるゆる在宅勤務から週5出社に戻ってしまい、全く元気がありません。
さて、「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」という言葉はそれなりに有名ですが、ギズモード・ジャパンさんの記事を見るとアインシュタインが言ったわけではなさそうということでした。
https://www.gizmodo.jp/2014/03/9_13.html
アインシュタインが言ってなかったとしても、この格言は味わい深く、平たく言うと「同じことをしてたらそりゃ同じ結果になりますよねえ」だと思うのですが、そんな事例をいくつか思い付くままに書いてみたいと思います。
〈新型コロナウイルス感染者の劇的な低下〉
最近新型コロナウイルスの感染者が劇的に減っていますが、緊急事態宣言が解除になって、むしろみなさん行動的になっているでしょうから、何か別の要因で減少しているのだと思います。
例えばワクチン接種が進んだので感染しても全く気が付かないとか、ウイルスが急激に弱毒化したとか、例えばそんな事だと思うのですが、誰か説得力のある説明をされていたりするのでしょうか。
〈経営者の悩み〉
「なぜうちはDXが推進できないんだ」でしたり、「イノベーションが進まないのか」など、最近の冴えない日経平均株価も相まって経営者の悩みは尽きないと思いますが、執行側からものすごい無責任なことを言ってしまうと、「ヒト・モノ・カネを同じ配分しかしていなければ、そりゃ出てくるアウトプットも自ずと同じになりますわね」という非常に当たり前の結論になるのではないかと思っています。(会社では口が裂けても言いませんけど)
リソースが一定、または減らされる中では要するに既存要員の根性に頼るしかありませんから、せめて不要不急の業務からの開放をしてほしいなあと思う次第です。ルーチンはノンルーチンを駆逐するという格言も味わい深いものがあります。
あ、あと権限の移譲もお願いします。
〈唯一の例外〉
同じことしかしていないのに違う結果が生じる可能性があることが実は一つありまして、それはギャンブルです。
競馬でも競輪でも競艇でもパチンコでもパチスロでもいいんですが、馬券の買い方やよく行くパチンコ店を変えるとかはまあ変化としては微々たるものだとさせて頂くとして、基本的には賭け事は胴元が勝つようになっていると思うのですが、ギャンブルという同じ行為をしているのに勝ったり負けたりするという現象がギャンブラーの脳の報酬系を刺激するということなのでしょうか。
特にオチはありませんが、こちらからは以上です。