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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

小室圭さんを応援したい。

個人的には小室圭さんを応援したいと思うのでその事について書いてみたいと思います。

マスコミ的にはご成婚が間違いない流れになってきたので、なんとなくお祝いムードに流れを変えつつあるものの、国民感情としては依然として受け入れ難いという状態かなと思っています。

賛成と反対についてはそもそも問いの立て方が異なっているので議論が噛み合わないと思います。

賛成派はおそらく眞子内親王殿下のご意向および結婚は憲法24条で保証されている両性の合意のみに基いて成立するとの権利をフォーカスし、反対派は天皇制の継続と権威低下への反発でしょうから、二者は永遠に混じり合わないと思います。

この問題は国体護持の為に国民一人ひとりが如何様に天皇制を必要としているのかという価値観と密接に結びついていると思うのですが、仮に天皇制がなくなったとして、僕の個人的な変化としては和暦を考える必要がなくなるくらいであって、特に困ることはないだろうというのが正直な感想です。(非国民かもしれずすみません)

日本で一番立場上不便なのは天皇御一家である事は言を俟たないと思いますが、我々国民の為に(生活は保証されているとはいえ)不自由な生活および国民としてのロールモデルを押し付けるのはちょっとどうなんだろうかと思わなくもありません。

そしてそのロールモデルというのは、典型的な核家族です。

これだけ家族の在り方が多様化している中で、高度成長期以降のあるべき家族像は一体どこまで守り抜く必要があるのかというのは一旦留保して考える時期に来ているかもしれないと思います。

あとは皇室の歴史が世界最古とか、そういった日本国としての誇りみたいなものもあると思いますが、その為に天皇家の方々は粛々と立場を守っていかねばならないという前提に対して実際に眞子内親王殿下がNOを突き付けた訳ですから、思考の体操どころか現実問題として「皇族が皇族を離脱したいと宣言した」際の議論というのは必要だと思います。

河合隼雄が喝破したように日本人の心の深層は中空・均衡構造ですから、武家社会の成立以来、基本的には統治と権威が分割された中で、天皇制がなくなったとして権威の部分が中空に置き換わる事になる中で、一部の知識階級は深刻なアイデンティティ・クライシスに陥るかもしれませんが、日々の暮らしに余裕がない我々一般庶民には大きな影響はないのではないかと思います。

なんだか天皇制の話になってしまいましたが、小室圭さんの応援でした。

小室佳代さんの疑惑は正直よくわかりませんが、小室圭さんはどちらかと言いますと疑惑の当事者ではなく、学費などを必要としていた対象者なのではないかと思います。

話は少し変わりますが、ネットで牟田口廉也を検索するとサジェストキーワードとして「牟田口廉也 子孫」と出てきます。

インパール作戦で10万人の死者を出した戦犯ですが、末代までその責任を負わせようとする意図が検索者にあると思うとややぞっとします。

さらに卑近な例として、例えば息子は父親に車の運転をやめてほしいと思っているのに、父親が言うことを聞かず、果ては人身事故を起こしてしまった場合、そういう加害者家族側の詳細な状況はあまり顧みられず、加害者家族全体に対する感情は決してよいものではないというのが一般的だと思います。

小室圭さんの話に戻します。一連の騒動は主に小室佳代さんにまつわる疑惑であって、小室圭さんは疑惑の主犯にはおそらくなり得ず、尚且日本は法治国家ですから推定無罪の原則が適用されるべきです。

ですので、小室圭さんが堂々とするということは、肩身が狭い加害者家族を勇気づけているかもしれません。

また、眞子内親王殿下と小室圭さんの結婚生活が上手く行けばそれはそれで大変喜ばしいですし、うまく行かなければいかなかったで「やはりねえ」と言えますので、何れにしても良いのではないかと下衆な考えがつい思い浮かびます。

それより何より1億人に嫌われていても、堂々としていればなんとかなりそうだという勇気を小室圭さんは与えてくれる訳で、僕みたいにちょっと嫌われたら落ち込む人間からすると超人の領域です。

警備費云々の話もありますが、眞子内親王殿下をお守りするためには仕方がないかと思います。

こちらからは以上です。