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さぷログ

メーカーの人事部門で働いています。

言いたいことがなくなってくる件

さぷさんです。44歳のおじさんです。

さて、僕のブログの更新回数が金曜ロードショージブリ作品を放送する回数よりも減ってきてしまったわけですが、このことについて考えてみたいと思います。

僕も若かったつもりがいつの間にかいいおっさんになってしまった中で、44歳にもなりますと、いいんだか悪いんだか別にして、世の中との折り合いがついてきます。

妻、子供たち、会社、友人、親、親戚、地域との折り合いということですね。

僕の視点からすると、いろいろあるけれどもみんな頑張ってるよね。コロナで大変だけど、なんとか生活できてるだけでありがたいよね。という感じです。

一方で僕の周囲の人も僕の性格を分かってくれているので、コンフリクトの発生はそんなにない訳です。

そうするとどういう事になるかと言いますと、特段ブロクで発信しようというモチベーションがなくなってしまうんですよね。「すべてのことがありがたいですよね、以上」みたいな感じです。

ただこれは折り合いがついたからだけではなくて、僕自身の生物としての熱量が低下しつつあることも関係していると思います。

たとえばこの前ふと思い出したのですが、少なくとも20代の頃はかなりの脂性肌で、あぶらとり紙が手放せない状況にありました。

いつの頃からかあぶらとり紙の購入の必要がなくなった訳ですが、要するに代謝が活発ではなくなったということだと思います。

熱量の低下がもたらす作用としては、例えば本を呼んだり新たな知識を身に着けたりしたときに、それを人に伝えたいというパッションの低下です。

ちょっと面白い視点の考えを思いついても、エントリの更新が面倒だったり、他の誰かが似たような事を言っているからいいかあというメンタリティになって早数ヶ月です。

この熱量低下問題はもちろん仕事にも影響を与えておりまして、以前なら残業して乗り切った仕事も多いのですが、今は本当に19時を過ぎると何も手につかなくなるので、「明日の自分に期待」と言い聞かせて仕事を切り上げたりします。

よく若い人は働かないおじさんを目の敵にされますが、本当に体力が持たないというのは若い人も10年後とかに分かると思います。

ですので40代半ばを過ぎて積極的に情報発信をしている人は本当に尊敬します。

ただ、そういう方のエントリーを読んでいると、何か達成したい事があって、それに向って突き進まれているのかなと思います。使命感をお持ちなのだと思いますが、僕は残念ながら何か使命感を感じるような対象がなく、そういう人たちを羨ましいと以前は思ってましたが、中庸な生き方も別に悪くはないなというような心境です。

ただ、この状況というのは実はかなり恵まれていて、男性大企業勤務という状況に担保されている事は間違いありません。

痛ましい事件のニュースは数多報道されており、理不尽が多い世の中において自分とその周囲だけがよければいいのかという思いはありつつも、具体的には何かアクションを取れているわけではありませんので、なんとなく後ろめたい気持ちはあります。

話を戻します。ブログで一番良くないのは、書きたいことがないのに無理やり書こうとすることで、そういう時の文章をあとから読み返すと「うわぁ、なんかこれはまじでひでえな」と思います。文章は精神状態が如実に現れるものです。

また書きたいネタが降りてくる可能性はあるとは思うので、ブログの神様に期待ですね(他力)